リフレイン

2005年7月7日
リフレイン
まどろみ
ほほえむ
きみのえがお
さしのべられた手
からませた指
もうほどけないように
安らげる場所はきみの傍だけなんだ
何処を捜してもないだろう
泣き疲れたの
もう眠らせてよ
外にはかなしいことばかりがあふれてて
また今日も泣かなきゃいけない誰かがいて
その誰かはぼくの知る人ではないから
その声を聴かないでいることはたやすいのだけれど
ひとつひとつを拾ってしまう
拾ったところで出来ることは一緒に泣くことぐらいで
でも一緒に泣くことにももう疲れたの
泣いたってぼくのことじゃない
だから全然リアルじゃない
きみが奪われてはじめてわかる悲しみだから
そんなものなんてわかりたくもない
ただもう
泣き声なんて聴きたくないんだ本当は
一緒にだって泣きたくないんだ本当は
そんなリフレインなんて誰も望んでいない
なんでいつも繰り返すのかさえ
理由を問うことも考えることさえも飽いた
だからもう
深く深く
夢すら見ない眠りの中へ連れていってよ
遠く遠く
二度と泣き声を聴かなくてすむようにさらっていってよ
きみしかいらないから
ぼくはきみ以上に望むものなんてないから
そんな望みを抱くことすら許されませんか
そっと眠らせて
ずっとこのままで

☆☆☆

写真は名勝庭園。京都で撮ったもの。

なんとなく言葉を綴ってみた。
今日は七夕だった。仕事も頑張った。
でも、悲しいことがあった。
楽しい気分で一日の終わりを迎えたかったね。
京都の三十三間堂で短冊に書いた願い事は、
いつになったら叶うんだろうか。
私が生きているうちは無理なのかな。
だとすれば、たまらなく悲しい。

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