なんでもない日

2005年1月4日 読書
今日はなんでもない日。

だけど、あのひとの誕生日。

あのひとは今日で24歳になる。

毎年、一緒にお祝いしてた。

1月は24日間だけ、同い年になれる特別な月。

お祝いはいつもあのひとの部屋でしてた。

今日から同い年だね、よろしくねってあのひとが笑って
お誕生日おめでとうって私が言ってキスをしてぎゅって抱きしめて
プレゼントをあげて、そして一緒にケーキを食べて。

毎年その繰り返しだった。

何にも無くても幸せだった。それだけで良かった。

ずっとずっと一緒にいるって思ってたの。
変わらないって思ってたけど、変わってしまった。

ひとりでいると泣きたくなって泣いてしまうから、
あのひとを思い出してしまうからひとりではいたくない。

あのひとが私を思い出して泣いてるなんて
そんなこと知りたくもなかったのに。

知りたくも無いことばかり知ってしまう日みたい。

涙がとまんない。朝からずっと泣いてる。
どうして離れちゃったんだろう。
どうして諦めちゃったんだろう。
どうして手放してしまったんだろう。
愛してたのに。まだ、愛してるのに。

後悔したって今更戻れやしない。そんなことわかってる。
もどんないことばかり言って過去に向かって生きてる?

去年のあの時、そんなに泣けない自分がいた。強がっていたのかどうかはわからないけれど、悲しいわりにはそんなに泣けなかった。いつもまわりに人がいて、強くなろうとして泣けなかったのかもしれない。
だけど、今ごろになって泣くなんて、なんて最低だろう。

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