私という人間

2004年6月28日 読書
山のあなたの空遠く
 「幸」住むと人のいう
 噫、われひとと尋めゆきて
 涙さしぐみかえりきぬ
 山のあなたになお遠く
 「幸」住むと人のいう
       (カール・ブッセ)


小学校のとき、父親の本棚からこっそり抜き出して読んだ古ぼけた詩集に載っていたのが、この詩だった。上田敏の海潮音、カールブッセの詩だった。原語もきっと綺麗なのだろうけれど、なんて綺麗な日本語訳なんだろうと思った。

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今日もまた電車は微妙に遅れて渋谷に到着。

はい、もう諦めました。
遅刻は嫌なので、うんと早くに家を出ました。

だから、いつも通りの時間にオフィスに到着。

仕事は比較的、暇。
いろいろ考え事をしていた。

退職後のアレコレ。

有給休暇が発生して10日もあるんだけど、1ヶ月では流石に消化できなさそうなので、就業規定などを見たけれど、どうやら買い上げはして貰えなさそうだったので、できるだけ消化する方向にする。

仕事は忙しくなかったのに、突然、残業を頼まれた。
断りにくかったので、引き受ける。結局、残業をするほどのことでもなかったんだけど。

残業を引き受けたついでに、有給休暇の申請を出した。
ちゃんととるには、派遣会社に出さなきゃいけないんだけど、とりあえず派遣先の承認を取ってからということになっている。でもね、別に雇用関係は無いので、いつ有給休暇を取ろうと私の勝手なんだけどね。
承認を取らなきゃだめ、という規定自体が、違法なんだけど。
派遣先企業には時季変更権はございません。飽くまでも、有給休暇は、派遣会社と私との雇用契約上、発生したものだから。

つまらない労働法上の豆知識はおいといて。

今日は非常に誰かと関わるのが面倒臭くて、いつもはよく喋る主婦の人とは一言も口をきかなかった。

何ていうか、疲れていたので。

主婦の人は、同じ派遣会社からの派遣で、私よりもだいぶ後に入ってきた人。いい人なんだけど、なんだか、人真似をするのが好きなようなお方。別にいいんだけどね。いくら真似しても彼女は私にはなれないから。

そんなことに最近、気がついた。

気がついちゃうといろいろなことにまた目がいくわけで。
気づかないで終われば良かったなとちょっと思ってしまった。

まあ、細かいことは気にしないでおこう。
人真似されて気分がいいわけではないんだけど。

どんなに真似されても、私はその倍以上の速さで前に進むから。

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