これもセリーヌディオン。
本日もやたらに忙しくて、午前中が終わった時点でぐったりしてた。
イラクの関係で、お客さんからの電話が殺到。
私の今の職場は、一時払変額年金保険などの業務があるところのため、電話をかけてくるのは年配、それも65歳以上の老人といわれる人たちが多い。
どういう関連性かというと、イラクで人質に万が一のことがあると、まず株価が下がる。株価が下がると、変額年金保険の資産運用にも影響が出てくる。簡単にいうとそういうこと。
みんな、自分の大切な財産だもん心配になるよねー。
おそらく、人質になっている人の安否なんかより、損をするかしないかの方が大切なんだろう。
あの世にまでお金は持っていけるわけじゃないのになー。
老い先長くなかろうに、と思ってしまう。
若い人たちからの年金も貰ってさらに金を増やそうってのがイマイチどうなんだろうって思う。
昔、経済の先生が、「年寄りが日本経済と政治を駄目にするんだ」と言ってた記憶がある。
ああなるほど、と最近言葉の趣旨がわかるようになった気がする。
友人からイラクの人質の救出を求める署名の呼びかけのメールが流れてきた。今井さんと同じ団体に所属している女の子が知り合いにいるらしい、どうもその子があちこちに呼びかけているようだ。
署名を集めるのはいい。
でもそれで本当に、彼らが助かるのだろうか？
署名が何の力になるというのだろうか？
相手は日本人ではない。日本国内の問題であればまだ通用するだろうけれど。
平和を謳うのは容易いことだけれど。
それにしても、現実の前に私たちはなんて無力なんだろう。
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