恋人不在

2004年3月1日 恋愛
今日から彼はスキー旅行に友達と行っている。
男8人で女1人だって。友達の別荘で雑魚寝だそーだ。

ふーん。

しかも結構急に聞かされたからちょっとだけムカ。

何も言わなかったけどでもね寂しいな。

私は友達とスキー旅行行くのは辞めたのにな。
彼が就職活動だから流石に私が遊びに行くのも悪いなぁって。一応私なりに気を遣ったつもりだったんだけど。正月の温泉旅行は友達と行く初めての旅行だった。今まで彼以外の人と旅行行ったことがなかったから。
あ、キャンプや大学のゼミ合宿はまた別だけど。
プライベートで自分たちで行くというのは初めてだった。
楽しかったなぁ。また行けたらいいなと思うけどたぶん難しい。

ところがどっこい蓋を開けてみたら、彼は就職活動をまだ始めていない。リクナビすらまだ仮登録という有様。頭が痛い。遊びに行ってる場合じゃない。就職活動は理系と文系は違うなんてことはない。頑張らなきゃ頑張れなきゃ結果は出ないのは変わりないと思う。実際、自分の就職活動を振り返ってみてそう思う。今の時期って説明会面接をこなしながら、最終面接の企業が幾つかあった頃だ。
彼は彼のペースがあるけれど、比べるのは違うけれど、でもって思ってしまう。全く説明会に行ってないなんて流石にヤバイ。
これで結婚するなんて笑わせてくれるじゃないのって思ってしまう。
本気で思ってる?今離れたくないからその場しのぎの言葉ではないの?
疑いたくもないけれど、でもそう考えちゃう。

彼が好きでいてくれているのは間違いない。愛してるって言葉も結婚したいというその言葉も真実なのだとは思う。でもね、言うからにはその言葉には責任を持たなくてはいけない。
彼はしっかりしてて大人だけど、現実的場面においてはあまりにも子供っぽい。そこも含めて愛してるんだけれど。
愛してる結婚しよう、そんな甘い言葉だけで結婚できれば人間苦労はしない。

最近、私ばかりが空回りしているみたいに思えるよ。
なんだか疲れてるのはそのせいかもしれない。
無邪気なのが貴方のよいところ、でもわるいところでもあるの。

・・・・・・なんてイエナイ。

今日は月曜日で私は殺人的混雑の満員電車に揺られて、押し潰されながら出社。月曜だからまた忙しくて。変な電話も多くて。
彼からあまりメールがこないのを寂しく感じて。
山奥に車で行くというから事故なく無事に帰って来てくれたらいいやと自分に言い聞かせて。それでもやっぱり割切れない。

歯医者の親知らずの治療が終わって、なんだかへとへとになって家に帰る。ぐったりしてるところへ、彼からの楽しげな声で電話がかかってくる。
電話の向こうから女の子のげらげら笑う笑い声が聞こえる。男の声も聞こえる。

ほんとっ無神経。

そう感じるのは了見が狭いからだろう。私の人間ができてないからだろう。

私といるより楽しいんでしょって言いたくなる。
楽しむときは楽しめばいいじゃん。中途半端に電話かけてくんな。不愉快。楽しい雰囲気の押し付けは嫌いって前にも言ったよね。

あーほんと私って嫌な女だ。

苛々してたら、職場の先輩からメールがきた。
今度の飲み会に先輩の前の会社のお友達を2人誘ったそうだ。
彼氏のいない女性3人。
ってことは合コンにしなきゃいけないわけね・・・・・・。
Yさんに連絡して、男性の人数を増やしてもらう。あー避けたかったのにな。合コンなんて全然興味ないや。うざ。たるい。途中で抜け出そう。先輩が乗り気というより、先輩のお友達がどうしても来たいと言ったらしい。彼氏欲しくて出会いを求めて必死なのはかっこ悪い。そんなんで恋人は見つからないのに。本気になれる相手に恋をしなきゃ駄目なのに。
瞬間的な恋愛だったらいくらでも或る。

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