心の修羅

2004年1月21日
新しく短気派遣できた人は26歳で7か月の妊婦さんだった。できちゃった結婚を11月にした。結婚の約束をしてた彼との間に赤ちゃんができたとゆうだけでどうってこともない。その人と二人でお昼を食べた。おしゃべりした。れいによって悲しくなって後で泣いた。

私は馬鹿だ。泣くのはわかってるのに。

その人は仕事を続けたくて堕胎しようかと思ったらしい。いろいろ調べて結局止めたのは親に嘘をつかねばならないということといつか子どもできて育つときにこの子の前の子がと考えて後悔するのが嫌だったといっていた。

名前すら無くして生まれなかった命は悲しい。赤ちゃんと呼ぶ以外に呼び名がない。あの子は私を恨んでいるだろうか。生まれなかった私と彼の赤ちゃんは性別すら定かでは無かった。ただ双子で影が二つ。苦しくて泣いた。でもそれは心の中だけのことで表面には出なかった。

今日の仕事帰りに彼と会う約束をしていて良かった。独りで過ごしたらおかしくなりそうだったから。

手をつないで歩いていて、泣いてる私に彼は気がついた。理由は話さなかったけど彼はちゃんとわかっている。その証拠に抱き寄せて「バカ」と小さく呟いたから。

私の命の代償は二人分。粗末にすら扱うことが出来ない。大切に出来ないのに。彼のために投げ出しても惜しくは無い。それでも償いきれない。痛い。

欲しかったらいつでもあげるよと笑うと彼は此処にいてと抱き締める。彼が必要とするから私は此処にいる。ただそれだけ。

私は壊れているの?

私にはワカラナイ。壊れてるのか壊れてないのか。どっち?どっちでもいいことだ。でもどうせ壊れるなら堕ちるところまで堕ちてしまって何もわからなくなるくらい壊れてしまえたら良かったのに。

彼以上に愛して想ってくれる人はいないのはよくわかってる。彼以上の人はおそらくこの先現れないだろう。でも、もし今の二人があの事が無くては成り立たないとしたら神様は残酷だ。

神様なんて信じてないけれど。

全部自分の責任以外アリエナイ。

********

お店に電話して面接が決まった。
ドキドキ。
金曜日に銀座へ行く。
未知の世界。

お化粧すべき?やっぱりスカート?
パンツスーツじゃ駄目かしら?

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