初日の出
2004年1月1日三崎には迷うことなく無事到着――。
寒くって車から降りるのが億劫になった。
主催者のIさんに促され、しぶしぶ降りる。
だって寒いのは苦手なんだもん。
地元の方の生わかめのお味噌汁を飲んで体をあっためて、それからひたすら初日の出の見える場所を求めて歩いた。
灯台に登ったり、海岸を歩いたり。
ひたすら歩き回ったので足が痛くなった。。
しかも、日の出ぎりぎりまで!
でもおかげで体もあったまって綺麗な朝日の色を見ることができて良かった。初日の出というにはちょっと雲に隠れていたけど。
今度は彼と見たいなと思った。来年は彼と年越しと初日の出を見れますように、なんて祈ってみた。
横浜まで車で送ってもらい、お腹すいたねって話になり、ご飯を食べようと横浜を彷徨うこと30分ほど。
元旦だからお店が開いてない、と気がついた。
あ〜不覚。
渋谷なら開いてるゾと思っても仕方ない話。
怪しげな喫茶店でトーストとココアを頼み食べた。
その後はみんなと別れて、彼の実家へ。
驚かせようと思って連絡をしてなかったんだけど、彼の家までの道のりで道に迷ってどうしようと思っていたらちょうど彼から電話がかかってきた。
「今どこにいるの?」
「うん、今、戸部にいるの」
「えっ?なんでいんの?ってか来るなら連絡くれればいいじゃん」
かなり大慌てしてたから迷惑だったのかな〜?なんて不安になった。
「迷惑だった?」
「いや、俺、まだパジャマで着替えてないんだよ。出かける支度にちょっと時間かかる。待たせることになっちゃうけどいい?」
「顔見に着ただけだから気にしないで。どんなかっこでもいいよ」
「で、今どこら辺なの?」
「それがねー道に迷っちゃったの♪どーしよ、ここどこだろ?」
「どーしたら道に迷えるの、駅から3分の距離で・・・・・・。前にも何度も来たでしょう。で、何が見える?」
頭が痛いって感じの声で彼が言う。
「うんとねー川と学校が見える」
「川と学校?平河小学校かな。とりあえず駅の交差点どっちに渡った?」
「えーっとねぇ写真屋さんから斜め向かいに渡ったの」
「あー斜め向かいじゃなくて直進すれば良かったんだよ。ほんっと方向音痴だなぁ」
「わかったぁありがとー。じゃ今から行くね〜」
とりあえず彼の実家に到着。
手前10メートル位のところで、彼が3階の部屋のベランダから手を振ってるのが見えた。
「アヤ〜〜〜!」
大声で名前を呼ばれるのは結構恥ずかしいカモ。
でも嬉しい。
家に近づいたら、彼のお母さんが出てきて、家の中に入るようにすすめられ、断るのも断り切れず家へ。
リビングで彼のお母さんとお祖母ちゃんにまずは新年のご挨拶をする。ここはちゃんとしなきゃってプレッシャー。リビングで彼が来るのを待って、しばらくお喋りした。
仕事のことや家のこと、これからのこと、明日の旅行のことなどいろいろ。中でも彼のお母さんが気にしていたのは私の家のことだった。
息子の付き合っている相手の家のことって親だったら誰しも気になるところだから当然なんだろう。
彼が降りてきて、明日のスキー旅行の話題になる。
私のスキーウェアや道具がないから、彼のお母さんのスキーウェアを借りることになった。
スキーウェアはあることはあるんだけど、なにせ7年前の物だし引越しの際、封印してしまっていたから出すのも大変。
しっかし彼の母親のスキーウェア借りる彼女って普通いないよなぁ〜なんて思い、彼に言うといいんじゃないのって言う。
その後、彼のお父さんが新年会から帰宅したのを見て、またご挨拶。日本酒八海山をすすめられ、断りきれずご相伴に預かる。
・・・・・・お酒飲めない私に日本酒はきつかった。
すぐ顔が赤くなって彼も彼のお母さんも心配した。
うう〜〜駄目嫁って思われたくないもん。
今のうちにできるだけいい関係を築かねば。
明るい彼の明るくてあたたかい家族。
彼と私もこんな家庭をつくれたらいいなと思う。
寒くって車から降りるのが億劫になった。
主催者のIさんに促され、しぶしぶ降りる。
だって寒いのは苦手なんだもん。
地元の方の生わかめのお味噌汁を飲んで体をあっためて、それからひたすら初日の出の見える場所を求めて歩いた。
灯台に登ったり、海岸を歩いたり。
ひたすら歩き回ったので足が痛くなった。。
しかも、日の出ぎりぎりまで!
でもおかげで体もあったまって綺麗な朝日の色を見ることができて良かった。初日の出というにはちょっと雲に隠れていたけど。
今度は彼と見たいなと思った。来年は彼と年越しと初日の出を見れますように、なんて祈ってみた。
横浜まで車で送ってもらい、お腹すいたねって話になり、ご飯を食べようと横浜を彷徨うこと30分ほど。
元旦だからお店が開いてない、と気がついた。
あ〜不覚。
渋谷なら開いてるゾと思っても仕方ない話。
怪しげな喫茶店でトーストとココアを頼み食べた。
その後はみんなと別れて、彼の実家へ。
驚かせようと思って連絡をしてなかったんだけど、彼の家までの道のりで道に迷ってどうしようと思っていたらちょうど彼から電話がかかってきた。
「今どこにいるの?」
「うん、今、戸部にいるの」
「えっ?なんでいんの?ってか来るなら連絡くれればいいじゃん」
かなり大慌てしてたから迷惑だったのかな〜?なんて不安になった。
「迷惑だった?」
「いや、俺、まだパジャマで着替えてないんだよ。出かける支度にちょっと時間かかる。待たせることになっちゃうけどいい?」
「顔見に着ただけだから気にしないで。どんなかっこでもいいよ」
「で、今どこら辺なの?」
「それがねー道に迷っちゃったの♪どーしよ、ここどこだろ?」
「どーしたら道に迷えるの、駅から3分の距離で・・・・・・。前にも何度も来たでしょう。で、何が見える?」
頭が痛いって感じの声で彼が言う。
「うんとねー川と学校が見える」
「川と学校?平河小学校かな。とりあえず駅の交差点どっちに渡った?」
「えーっとねぇ写真屋さんから斜め向かいに渡ったの」
「あー斜め向かいじゃなくて直進すれば良かったんだよ。ほんっと方向音痴だなぁ」
「わかったぁありがとー。じゃ今から行くね〜」
とりあえず彼の実家に到着。
手前10メートル位のところで、彼が3階の部屋のベランダから手を振ってるのが見えた。
「アヤ〜〜〜!」
大声で名前を呼ばれるのは結構恥ずかしいカモ。
でも嬉しい。
家に近づいたら、彼のお母さんが出てきて、家の中に入るようにすすめられ、断るのも断り切れず家へ。
リビングで彼のお母さんとお祖母ちゃんにまずは新年のご挨拶をする。ここはちゃんとしなきゃってプレッシャー。リビングで彼が来るのを待って、しばらくお喋りした。
仕事のことや家のこと、これからのこと、明日の旅行のことなどいろいろ。中でも彼のお母さんが気にしていたのは私の家のことだった。
息子の付き合っている相手の家のことって親だったら誰しも気になるところだから当然なんだろう。
彼が降りてきて、明日のスキー旅行の話題になる。
私のスキーウェアや道具がないから、彼のお母さんのスキーウェアを借りることになった。
スキーウェアはあることはあるんだけど、なにせ7年前の物だし引越しの際、封印してしまっていたから出すのも大変。
しっかし彼の母親のスキーウェア借りる彼女って普通いないよなぁ〜なんて思い、彼に言うといいんじゃないのって言う。
その後、彼のお父さんが新年会から帰宅したのを見て、またご挨拶。日本酒八海山をすすめられ、断りきれずご相伴に預かる。
・・・・・・お酒飲めない私に日本酒はきつかった。
すぐ顔が赤くなって彼も彼のお母さんも心配した。
うう〜〜駄目嫁って思われたくないもん。
今のうちにできるだけいい関係を築かねば。
明るい彼の明るくてあたたかい家族。
彼と私もこんな家庭をつくれたらいいなと思う。
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